AfterEffects講座


ボカロPVを再現する

 ほとんどのボーカロイドPVは、Adobe社のソフト、After Effectsを利用して作られています。After EffectsでPVを作りたい方に役立つページです。
 After Effectsを持ってなくても大丈夫!体験版や学割アリ!気軽にPV制作、はじめましょう!

検索はこちらから

階層

トップページ
前説準備編 >Ae環境:CPU


逆引き

エフェクトなどのキーワードから、技法を逆引きできます。

CPUについて

CPUとは、人間で言う脳です。いろいろな処理はこのCPUで行います。つまり、CPUがいいとすべての処理速度が上がって快適に作業をすることができます。

Aeの必要要件はどうなってた?

64-bit対応CPU必須:インテル® Core™ 2 DuoまたはAMD Phenom® II以上が必要

まず先に、私はAMDについて全くの無知です…申し訳ない
インテルCPUについてこれから話していこうと思います。


実際何を選べばいい?

CPUは性能と価格が正比例しますので、スペックと費用との優先はみなさんにお任せします。CPUを選ぶときに注意したいスペック内容として、「コア数、スレッド数」「動作周波数」「TDP」この3つです。


コア数・スレッド数について

厳密には違いますが、スレッド数=仕事人の数、もしくは脳みその数(?)といえると思います。頼まれた仕事を一人でやるより、複数人でやったほうが仕事がはかどりますよね。スレッド数が多いほど同時処理ができるようになります。

動作周波数

動作周波数=ペースメーカですね。仕事人はペースメーカさんのもとで仕事をしていると考えてください。ペースメーカさんの作り出すペースが速ければ速いほど、単位時間あたりに進む仕事の量は多くなりますね。いいCPUになればなるほど、仕事人は速いペースについていけるようになり、ペースメーカのペースも上がる=高い周波数で動作する、というわけです。

TDP

CPUの発熱量です。一般に、この数字が小さいほど省電力であると言われています。80W~100Wが主流なのかな…低すぎるとCPUが低能である可能性が、高過ぎると電気代が跳ね上がる…なんてことが。

動画編集には?

動画編集におけるCPUは高性能なものが望ましいです。エンコード作業はCPUが中心になって行う(ただしAdobeMediaEncorderCCからは一部のGPUが使用可能になった!)ため、コア数スレッド数の多い方がいいでしょう。

core i7-4790K(Devil's Canyon 4.00GHz) LGA1150
core i7 4770よりさらに上位。クロック数が高い。ただそのほかはそんなに変わらない。
Intel CPU Core i7 4770 3.40GHz 8Mキャッシュ LGA1150 Haswell
私の自作PCのCPU。4コア8スレでAeはサクサク動く。1/2画質にすればほとんど止まることはありません。


レンダリング性能は必ずしもスレッド数に比例しない

スレッド数が多ければ多いほど仕事が早く終わると思われます。が、現実はそうでもないみたいです。ただ、私たちが普段使うCPUにおいては、スレッド数が多ければ多いほど仕事が早い、と言ってもいいような気がします。私の自作PCのCPUはintel core i7 4770です。前のノートパソコンがCeleron B800(2コア2スレ)でしたから、その時に比べては断然と早くなりました(早くなってもらわないと困るんですがw)。予算があるなら、CPUはcore i7シリーズをお勧めします。最近はどうやら第5世代も出たみたいです。ExtremeEditionで。つまり価格はかなり高めです。

ねぇねぇ、Xeonってどうなのさ

CPUは上を見ればきりがない…。intel Xeon Processerという、ワークステーション(普通のパソコンよりもハイパワーで、重い処理などを請け負う。複数人で使われることが多い。)向けのCPUです。いいものになればなるほど増える、コア数、スレッド数、対応メモリ容量、そしてTDP…かつ、Xeonを2つ1組で搭載する、「デュアルCPU」なるものがあったり…

たとえば、intel Xeon Processer 2650 E5 v3というCPUは、10コア20スレッドです。これをデュアルCPU運用すれば、全部で40コア確保できます…。core i7 4770が8スレ、5倍…
モンスターマシン…ですね…

Intel CPU Xeon E5-2650V3 2.30GHz 25Mキャッシュ LGA2011-3
16万…高すぎる…しかもこれ、一つ分。デュアルCPUにするにはもう一つ必要になります。

CPUを判断する基準

このようなXeon機を作ろうとお考えの方や、core i7などの普通のCPU(普通とは言ってもいいものですよw)はどれぐらいのパワー出せるのかな、などという方に、CINEBENCHというベンチマークソフトを紹介します。判断基準にでも、お持ちのパソコンで試すというのもいいと思います。
CINEBENCH:http://www.maxon.net/products/cinebench/
CINEBENCH results database:http://cbscores.com/

更新履歴

最終更新日:H27.01.29
H27.01.29 アニメーションの3タイミング:追加
H27.01.29 シーンとコンポジション:追加
H27.01.28 S-チェックトランジションB:追加
H27.01.28 S-チェックトランジション:追加
H27.01.28 S-簡単なエフェクト:追加
H27.01.25 CPUについて追加
H27.01.20 自作パソコンを組む追加
H26.05.30 Ae環境の必要要件追加
H26.05.30 他の人との連携追加
H26.05.30 Ae編集の流れ追加
H26.03.01 indexページ更新
H26.02.23 コンテンツバーの背景を変更
H26.02.22 背景画像を変更
H26.02.22 前説準備編ページ追加
H26.02.21 コンテンツの名前を変更
H26.02.21 階層画像を追加
H26.02.20 トップの画像を編集
H25.09.27 B-素材を配置:追加
H25.09.27 動画集コンテンツ追加
H25.09.26 E-3Dグラフエディタ:追加
H25.09.26 A-フォーカス:追加
H25.09.26 S-ノイズ:追加
H25.09.26 S-ウィグラー:追加
H25.09.26 BSAEカテゴリページすべて追加
H25.09.25 B-キーフレーム:追加
H25.09.25 B-コンポジション:追加
H25.09.25 ホームページ開設
※太文字からページにジャンプできます

管理者

ロゴ
中の人:wHite
鹿児島県在中
C言語プログラミング、動画編集を得意としている(自称)
連絡:(-を@に変更)
wgprojects.sub-gmail.com


After Effects CS6

Aeを使う上での環境から、動画編集の流れまで、ボカロPVを制作する上での基礎知識についてこちらのページにまとめました。

Aeの体験版や、お得に入手できる情報もここに記されています!
>前説編